2015-05-13 料理を撮影するために、光と陰を考える 写真のこと。 Tweet 仕事柄、料理やスタッフの写真を撮るのですが、今回は撮影技術について書きたいと思います(アイキャッチはiPhoneにて撮影) 撮影対象(僕の場合、料理が多いので、以下の文では『料理』とします)には大きく2種類の光が当たっています。直接当たっている光、キーライトと、環境光と呼ばれるフィルライトです。 いきなり専門用語で分かりにくいと思うので、まず環境光を説明します。 雰囲気は環境光に宿る 全てのものは大なり小なり光を反射します。料理自体もそうですが、器や料理が乗っているテーブル、近くの壁にも光は当たり、その反射光も料理を照らしているのです。これを環境光と言います。 環境光はただ明るくなるのではありません。器やテーブル、壁の色を継承してから料理に当たるので、当然、料理の色にも影響します。 お店の雰囲気を出したい