カリフォルニアへバナナナメクジを採りに行ってきました。 ▲生息地はやや乾燥した山間の針葉樹林。空気が澄んでいてすごく気持ちいい。僕のプラシーボ器官が濃厚なフィトンチッドを感じる。 生息地だという針葉樹林を歩き回るが、なかなか見つからない。 乾燥しているから倒木の樹皮下でも潜んでるんだろう!いや、いない! なら樹洞の奥だろう!いない! 探し回ること数十分。無事に見つかったんだけどその環境が「ああ〜、そこっすかー」というところ。 ▲意外と乾いた環境でもそれなりに活動できるようだ。そのためか分泌する粘液が異様に濃い。触ると洗ってもなかなか落ちない。 それは涸れ沢の谷底。しかもそこにばかり密集している。 確かにここなら常に湿気があるよね。陸貝業界では常識なんでしょうが目から鱗でした。 涸れ沢を凝視するのはガロアムシ探しとヤエヤママダラゴキブリの幼虫探し以来。 ▲今回捕まえたのは黒斑が多く黄色がくす