いわゆる「闇バイト」で集められた実行役に直接、指示を出し、京都市の時計販売店で高級腕時計を奪ったなどの罪に問われている30歳の男の被告が勾留先の拘置所でNHKの記者の取材に応じ、この事件の計画を立てたとされる『ルフィ』という人物について、「何をしている人か分からず、犯罪になるのか考えていなかった」と話しました。 去年5月、京都市の腕時計販売店で高級腕時計41本、およそ6900万円相当が奪われた事件では、「ルフィ」を名乗って指示を出したとしてフィリピンを拠点にした特殊詐欺グループの幹部が逮捕・起訴され、大阪 鶴見区の自営業、伊藤一輝被告(30)が「闇バイト」で集められた実行役に直接、指示を出していたとして強盗の罪に問われています。 伊藤被告は、今月25日、勾留されている大阪拘置所でNHKの記者の取材に応じ、「ルフィ」との関わりや事件の動機を明かしました。 これまでの裁判で、検察は、被告が実行