2015シーズンのJリーグ1stステージは、最終節を残して(AFCチャンピオンズリーグ=ACL・決勝トーナメント出場のガンバ大阪と柏レイソルは23日に第13節を開催)、浦和レッズがステージ優勝を遂げた。その成績は16戦して11勝5分けの無敗で勝ち点38。ただし今季のJリーグは2ステージ制のレギュレーションで、今回の1stステージ優勝はあくまでもシーズンの最後に開催されるチャンピオンシップへの出場権を獲得したに過ぎない。その点は浦和の監督、選手も十分に認識しており、形式上の『Winners』の称号にとらわれることなく、最終目標である年間王者、すなわちチャンピオンシップ制覇へ邁進する姿勢をあらわにしている。 それでも今季の浦和がJリーグで躍進を続ける要因を分析する意義はある。現在の浦和の成果が2ndステージ、そして最重要案件であるチャンピオンシップの結果につながるのか否か。 2015シーズンの