数年前、XML ブームとも言える現象が起きました。 「アプリケーション間のデータ交換が簡単」「WEB時代の必須技術」などといわれ、XMLが技術者達の熱い期待を背負っていたときがありました。 ブームは一段落し、かつて程熱を帯びた言葉で語られなくなったXMLですが、では、XMLは廃れてしまったのでしょうか? そうではありません。 着実に「基盤技術」として、あらゆるコンピュータシステムに実装されようとしています。 ここでは、XML, DTD, XML Schema などについて、詳しく説明します。 「XML関連アプリケーションを今すぐ実装しなければいけない」といった人には向かないかもしれません。 「XMLの本質を理解したい」「XMLについて、基礎からしっかり丁寧に習得したい」という人の力になれば、と思っています。 XML INDEX
文字参照(もじさんしょう、英: character reference)とはHTMLなどのSGML文書においては、直接記述できない文字や記号(マークアップで使われる、半角の不等号「<」や「>」など)を表記する際に用いられる方法である。SGML構成素のひとつとして定義されており、文書文字集合中の文字を参照する為の手段を提供する。HTMLにおける文字参照には、表記方法により数値文字参照[注釈 1]と文字実体参照[注釈 2]の二種が存在する。XMLにおいては、HTMLにおける「数値文字参照」を「文字参照」と呼ぶ。なおHTMLにおける「文字実体参照」は、XMLでは実体参照[注釈 3]と呼び区別する。 数値文字参照は、10進数もしくは16進数によって文書文字集合における該当文字をISO 10646の文字番号で指定する方法である。以下はその例示であり、同一の8分音符記号「♪」を示している。16進数によ
1998年9月14日 先日開催されたTCシンポジウム99の分科会「テクニカルライターのためのXML講座」のうち、当研究所の所長が発表を担当した「XMLって本当に使えるの?」の資料他をお届けしようと思います。先に公開した発表資料(PDFファイル、約64KB)と合わせてご覧いただくことをお勧めいたします。 高額な参加費を払って参加された方のなかには立腹される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今回公開するものは分科会全体のうちのほんの一部ですし、分科会に参加されていた方にはさらに理解が深まるような情報をお届けするつもりですので、ご了承いただきたいと思います。 XMLを理解する上で必要なこと XMLはマニュアルで使えるのかどうかを考えるまえに、XMLでの文書の取り扱いについて見てみましょう。 ここではXML(eXtensible Markup Language)の解説書のように、XML自体の
プログラマーにとって重要度を増すXML XMLは、いま、ひたひたとプログラマーの近くに忍び寄っているのである。「XML? そんなの知らないよ。XML Webサービスもやらないし、関係ないよ」と思っている場合ではないのである。XMLは着実にプログラマーに近づいて来ているのである。そんな馬鹿なと思ったVisual Studio .NET(以下VS.NET)プログラマーは試しに以下のような実験をしてみるとよいだろう。まず、C#のWindowsアプリケーションのプロジェクトを作成してほしい。C#の代わりにVisual Basic .NETを使っても同じような結果が得られる。そして、プロジェクトを作成したフォルダを見てみよう。 では、このフォルダにある拡張子が「.resx」のファイルをテキスト・エディタで開いてみる。 <?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <
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