チリ・アタカマ砂漠(Atacama Desert)にある超高感度望遠鏡「アルマ(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array、ALMA)」(2013年3月12日撮影)。(c)AFP/Martin BERNETTI 【10月23日 AFP】地球から63光年の距離にある恒星を周回している彗星493個の位置を特定したとの研究論文が22日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。研究では、チリ・アタカマ砂漠(Atacama Desert)にある超高感度望遠鏡が使われた。 太陽系以外の惑星系に存在する、いわゆる「系外彗星」の観測を通じた捕捉数としては過去最多だという。 太陽以外の恒星にも彗星があることは、これまでの研究で判明していたが、彗星は主星に比べて非常に小さく、また彗星の「尾」も主星の光に圧倒されて見えなくなるため、その存在を特定して軌道を計