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3月7日(ブルームバーグ):東京大学大学院の伊藤隆敏教授はブルームバーグ・ニュースのインタビューで、財政悪化により「3-5年で日本に対する信頼が失われ円安に向かう」と指摘、いずれ国内の資金余剰が枯渇し、日本銀行以外に国内の買い手がいなくなって国債を円滑に消化できなくなり、長期金利は「一気に3%まで跳ね上がる」との懸念を示した。 伊藤教授は1999-2001年に大蔵省(現財務省)副財務官を務めたほか、06-08年に政府の経済財政諮問会議の民間議員も務めた。インフレ目標政策の主唱者で、08年3月に自民党政権が日銀副総裁に推したが、野党民主党の反対により参院で否決された経緯がある。インタビューは5日に行った。 教授は、国内余剰資金で国債消化が難しくなった場合は、日銀が消化するか、外国人投資家の購入に頼るしかなく、「ギリシャ化の始まり」につながると指摘。以前インフレ目標達成の手段として日銀によ
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