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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (8)

  • 「君は正しかったんだよ」と言って貰いたがっている人について - シロクマの屑籠

    まとまりのある話ではないけれども。 「君は正しかったんだよ」と言って貰いたがっている人が、たぶん沢山いる。 診察室の内側にも外側にも。 もとより、普遍的に正しい生き方は存在しない。正しい生き方は人の数だけ存在する。高収入なら正しい、家庭を持てば正しい、統計上、平均値や中央値以上に分類されれば「君は正しかったんだよ」となるようなものではない。正しさ生き方、正しい人生の形はたくさん存在する。 価値観が多様化したとよくいわれる。然り。価値観の数だけ正しさが生まれた、ということだ。人間の数だけ正しさがジェネレートされなければならなくなった。そして各人が自分自身の正しさを、自分自身の審級でもって評価しアセスメントしなければならなくなった――処女と性行為に及ぶことが正しさというなら、その正しさへ!年収八百万の男と結婚することが正しさなら、その正しさへ!――極論を言えば、そういうものである。 もちろん現

    「君は正しかったんだよ」と言って貰いたがっている人について - シロクマの屑籠
    SUM
    SUM 2013/09/30
    どうでもいいけど、「平均的生き方」とかの「平均的」って、なんていうか平均値や中央値より「階層別にした最頻の階層」とかの方が近そう
  • "叩いて構わない奴はとことん叩く"空気と、いじめの共通点 - シロクマの屑籠

    ネットを眺めていてふと気付いた。 現在、日のメディア上では、ネットであれテレビであれ「バッシングを公認されるような過失・落度のある相手は、どれだけ叩いても構わない。その際、相手がどうなるかは配慮しなくて構わない。それが社会だ」という風景がリピート再生されている。なにか不祥事や事故があったら、法的責任が問われるだけでなく、責任者は罵倒され、土下座させられる。法的責任を追求するのとは別に、“感情を納得させる”ために罵倒すること・土下座させることを、社会正義とみなすような空気ができあがっている。もちろん、そうした罵倒や土下座に警察が口出しをすることはないし、マスメディアも何わぬ顔で報道する*1。バッシングが公認される大義名分がある限り、責任者が唾を吐きかけられてもしようがないよねー、という不文律ができているらしい。 インターネット上での“炎上”も似ている。失言・過失・違法行為があったと判明し

    "叩いて構わない奴はとことん叩く"空気と、いじめの共通点 - シロクマの屑籠
    SUM
    SUM 2012/07/09
    データ的裏付けが何か手元にあって言うわけじゃないが、いじめ側に「大義名分」があるケースは圧倒的多数でもなければレアでもない一定割合かなと
  • オタク界隈で、まともな大人がまともに描かれるようになった - シロクマの屑籠

    ラノベにオッサンが出る幕は有りや無しや - Togetterまとめ リンク先では、「ライトノベルで、三十代や四十代のおっさんが描かれる余地はあるか否か」に関するツイートがまとめられている。ライトノベルというジャンルでは思春期〜より若い年代が描かれる傾向が強い、という話になっているようだ。 この傾向は、ラノベだけでなく、いわゆるオタク界隈向けのアニメやゲームに関してもある程度当てはまったと思う。思春期のキャラクターはしっかり描かれるけれども、>壮年期以降の、まともに大人をやっている人物が丁寧に描かれる例は少なかったと思う。オタク界隈の作中で、中年世代や老年世代が描かれる際には、 1.「乗り越えるべき対象」「敵」「主人公の異能を強調するための噛ませ犬」 2.理想化されてはいても物語の筋に立ち入って来ない、人畜無害のNPC*1 3.ネタ化の顕著なキャラクター といったテンプレートに収まりがちで

    オタク界隈で、まともな大人がまともに描かれるようになった - シロクマの屑籠
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    SUM 2011/12/15
  • “お金に困っている人は、えてしてお金がかかる” - シロクマの屑籠

    精神保健福祉の分野では、精神科医はわりと脇役で、社会復帰や自立支援にかかわる職種(市役所の福祉課職員、保健師、精神保健福祉士、民生委員 など。ときには警察官や弁護士も)がメインとなって連携が成立している。そうした、他職種の人達とお金の問題をディスカッションしている時に、ふと右のようなことを思うことがある。――「お金に困っている人は、えてしてお金がかかる」んじゃないか――と。 どういうことかというと、生活費が入ると右から左へ全部使ってしまう人や、いわゆる“やりくり”が出来ないというより“やりくり”が完全に欠落しているような人が、精神医療の内側にも、精神医療の外側にも、どうやらそれなりの確率で混じっているっぽいからだ。 1.買い物をする際に、金銭の節約という概念が無い。欲しいと思ったら我慢せずに買ってしまう。放っておけば、一ヶ月の収入の大半をたちまち使い果たしてしまう。 2.生活技能・生活感覚

    “お金に困っている人は、えてしてお金がかかる” - シロクマの屑籠
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    SUM 2011/06/13
    「どうやらそれなりの確率」から始まってる割にどんだけ多いかについての言及が曖昧になってわけがわからない。「年収に応じて××べき」論はありだと思うが「年収に関わらず一定割合いる」なら本人の責任とも限らな
  • なぜ少女が湯水のように消費されるのか――男性オタク界隈における少女の消費状況について―― - シ口クマの屑籠(汎適所属)

    今となっては違和感を表明する人もあまりいないが、深夜アニメやライトノベルといった現代のオタク向けコンテンツには、たくさんの少女が登場しては湯水の如く消費されている。『けいおん!』や『魔法少女 まどか☆マギカ』のような、男性が絶無に等しいキャラクター構成が、例外ではなくオーソドックスになったことは、当は驚きに値することではないだろうか。どうして男性オタク界隈でこんな事が起こっているのか?以下に、考えてみようと思う。 1.エロという身も蓋もないニーズ(古典的に消費される少女) アカデミックな議論では無視されがちだが、ベタで重要な要因の一つ。 極めてシンプルに、セクシャルに、「鑑賞対象としてもエロい想像を膨らませる対象としても、少年よりは美少女を見ているほうが気持ちいいから」という身も蓋もない理由。こうした古典的なニーズをよく反映しているのは同人誌の世界である。『けいおん!』のような、エロ消費

    なぜ少女が湯水のように消費されるのか――男性オタク界隈における少女の消費状況について―― - シ口クマの屑籠(汎適所属)
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    SUM 2011/05/17
    昔の単純勧善懲悪ものにリアルな男像が邪魔をしたのか?昔なかったタイプの作品が出てきたのに作品の変遷やジェンダー表現需要の変化はあったと思うが、「女の子が可愛ければそれでいい」実写映画なんて前からあった
  • 欲しがるオタクから欲しがられたいオタクへ----オタクの欲望トレンド今昔 - シロクマの屑籠

    かつて、「オタクの欲望」というと、好きな対象をまなざしたいとか、好きな対象を手に入れたいとか、そういうのが中心だったと思うし、事実、オタクは色んなものを愛玩したり収集したりして欲望を充たしていた。 しかし、最近はそれだけでなく、愛玩されたいとか、欲しがられたいとか、そういう欲望も強まってきているような気がする。 欲しがるオタクから、欲しがられたいオタクへ。 または、 かわいがりたいオタクから、かわいがられたいオタクへ まなざしたいオタクからまなざされたいオタクへ という風な。 「欲しくなる美少女」から「自己投影したくなる美少女」へ オタク界隈の美少女キャラクター達をみていると、特にそれが感じられる。 十年ぐらい前を思い出してみよう。 幼なじみ、病弱、メイドロボ、幼女 etc……。かつて人気を博していたのは、どちらかといえば受身で、保護欲や所有欲をストレートにくすぐりそうなキャラクターが多か

    欲しがるオタクから欲しがられたいオタクへ----オタクの欲望トレンド今昔 - シロクマの屑籠
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    SUM 2010/04/09
    言いたいことは分からないでもないかなー。それなりに心情理解出来なくもないくらいか。one of POV
  • オタクヤンキー問題 (オタクDQN問題) - シロクマの屑籠

    「気弱なオタクをヤンキーがカツアゲする。」 「秋葉原のオタク狩り。」 長年オタクをやっている人なら、こういうフレーズを耳にしたことはあるんじゃないかと思う。少なくとも私は、かなりいろんな所で耳にした。そしてこれは都市伝説のたぐいではなく、実際に知人が被害に遭って金品を奪われたという話にさえ出くわしたこともある。 良くも悪くも、かつてのオタクには恐喝や暴力沙汰にはあまり強くない、どちらかといえばヤンキーのカツアゲ対象になりやすそうなイメージが強かったと記憶している。犯罪者予備軍のような偏見の目でみられていた90年代も、実物のオタクは、よく言えば折り目正しい、悪く言えばチキンハートな、暴力や恐喝とは縁のない人達でほとんどが占められていた。少なくとも、暴力や恐喝で問題解決したがるような人に遭遇することは、かなり稀だった。 だから、【ヤンキー(DQN)とオタク】というと、オタクが抑圧される側でヤン

    オタクヤンキー問題 (オタクDQN問題) - シロクマの屑籠
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    SUM 2010/02/03
  • まっとうな男女交際って、それなりに修練しないと無理じゃね? - シロクマの屑籠

    人のうち、箸が使いこなせない人の割合はかなり少ない。 箸は、様々な動きに対応できる優れた器だが、指先の力加減が意外と難しい。2〜3歳の頃の記憶が残っている人は、習熟するのにかなり時間がかかったことを思い出せるんじゃないだろうか。慣れていない人にとって、箸を使いこなすのは苦痛ですらある。 箸のほかにも、修練が必要とされる道具は色々ある。自転車然り、キーボード然り、フライパン然り。どれも、マスターしてしまえば手足のように使いこなせるが、習熟するまでは失敗しやすく、自然な感じなど望むべくもない。これらの道具は、多少は失敗も経験しながら根気良く付き合っていくなかで、ようやく自然な感覚を身につけられるものだ。 コミュニケーションは常に修練されている 同じことをコミュニケーションの分野で考えてみる。 例えば、趣味のサークル内の男女の会話や、会社での先輩/後輩のやりとり。 さすがに会話できないとい

    まっとうな男女交際って、それなりに修練しないと無理じゃね? - シロクマの屑籠
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    SUM 2009/09/25
    「“パートナーの意志を汲み取りながら意志を尊重しあえるような男女交際”」という理想像を否定するつもりはないが、交際中のいったい何割がその域に達しているのかはてさて
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