中国版アパッチヘリ「WZ10」が実戦配備 電波妨害装置やホログラフィ・ヘッドアップ・ディスプレイなどを装備 中国軍が、米国のアパッチヘリに似た性能を持つ次世代攻撃用ヘリコプター「WZ10(武直10)」を独自の技術で開発し、実戦配備したことが明らかになった。 中国共産党の機関紙『人民日報』の姉妹紙・『環球時報』電子版は14日、中国軍の攻撃用ヘリWZ10が飛行する様子を撮影した50枚の写真を公開し「WZ10が、中国軍の武装ヘリ分野の空白を埋める技術的跳躍を成し遂げた」と報じた。 また同紙は「中国は、次世代ヘリの生産技術を完全に確保した。WZ10は、ステルス戦闘機“殲20”と並び、中国の航空兵器開発史において里程標の役割を果たすだろう」と伝えた。 全長14.15メートル、全高3.85メートルのWZ10は、対戦車ミサイルや空対空ミサイルなど、合計16基のミサイルを搭載可能だ。パイロットが装着するヘ