コード(和音)は音程の異なる3つ以上の音を重ねて作ります。この一番基本的な3つの構成音で成り立つコードを「トライアド(三和音)」といいます。 基本的なコード(トライアド) もとになる音を「根音=ルート(Root)」といい、3rd(第三音)5th(第五音)を重ねます。 基本的にはこの異なる3音以上の和音をコードと呼びますが、2音からなる構成を便宜上コードと呼ぶ場合もあります。 ルールを覚えればコードネームからコードの構成音がだいたいわかるようになります。 先頭のアルファベットの部分はルート(根音)の音名を示し、後半部分はコードのタイプを示します。 図3-2のように「Cm7-5」を例にしますと「ルートがCで短3度と減5度、短7度の音を持つコード」となります。 メイジャーは省略しますので単にルートだけの表記の場合はメイジャーコードを指します。 また、完全5度の場合や、7度以上の音を持たない場合も