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無人島に流れついた男女… あなたの乗っていた航空機が無人島に墜落。乗客の半分は死亡しますが、あなたは偶然助かったとします。 どういうわけか救助は来なく、しばらくの間生き残った人同士で無人島で生活しなくてはいけない。 さあ、どうする。 日々の暮らしに必要な道具が一式ないのはもちろん、社会統制のためのルールや法律もない。 もちろん、生き残った人たちと協力して生きていかねばならないけど、 ここには集団を縛る行動規範がないから、食料や縄張り、異性を巡った争いが起きてしまう。 人類が未踏の地にたどり着くたびに、このような困難は繰り返されてきたはずです。 今回は、実際に無人島に複数男女がたどり着き、その後どのようになったのかを2例紹介します。 英領ピトケアン島 ピトケアン島は、南東太平洋にある絶海の孤島。 現在もイギリスの委任統治領で、人口わずか50人。 最寄りの有人島まで400キロ、政庁があるニュー
PROFILE 内沼晋太郎 ブック・コーディネイター。2012年、東京・下北沢にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」をオープン。著書『本の逆襲』(朝日出版社)ほか。 ぼくにも、あるときまで、本屋はどこも同じように見えた。商店街にあるような小さな本屋は、どこも同じような文庫やコミックや単行本と、雑誌の最新号が並んでいるだけだった。ターミナル駅にある大きな本屋は、どこも同じく在庫何十万冊というような売り文句を掲げていて、ほぼすべての本が揃っているような気にさせた。古本屋も、売っているものこそ違えど、どこも同じような暗くて入りにくい雰囲気を放っていた。それを明るくして入りやすくしたのが、新古書店と呼ばれるブックオフのようなチェーン店で、当然それらはむしろ最初からみな同じに見えるようにつくられていた。これを読んでいる人の中には、いまもそう感じている人が、たくさんいるだろうと思
危ない映画だ。内容がスキャンダラスというのもあるが、見る人の人生経験やジェンダー観を暴きだされるような思いをする。夫婦の物語だが、キャッチコピー「本当に大切なものはいつも失って初めてわかる」に惹かれて夫婦で一緒に見に行かない方がいい。倦怠期を迎えた夫婦が「そうか、大切なものがわかるのか」と見に行った結果、かろうじて繋ぎ止められていた夫婦の絆がプツンと切れても、映画は責任を取ってくれないので。 巧みな物語展開で2時間28分の長丁場を釘付けにされる、一瞬も気を抜かせないデビッド・フィンチャーの画面作りはさすがという他なく、さすがは現代ハリウッド随一の名監督といったところ。主演女優ロザムンド・パイクはオスカーノミネートも噂されているが、それも納得の名演。常に仏頂面な(それがこの映画ではいい味になってるけど)ベン・アフレックとは対照的にいろんな顔を見せてくれる。 この映画の主人公である夫婦、ニック
ヘッドホンやイヤホンなどオーディオ周辺機器メーカーとして知られる、オーディオテクニカ。「音響」のイメージが強い同社が、「寿司ロボット」を手掛けていることをご存じだろうか?寿司の「シャリ玉」を自動で作る機械で、スーパーなどの持ち帰り寿司や、宅配寿司、回転寿司などに使われており、現在なんと世界第2位のシェア(オーディオテクニカ調べ)を持つというのだ。 一体いつ、どんなキッカケで、全くの異分野である「寿司」に進出したのだろうか?東京・町田市にあるオーディオテクニカ本社を訪ねた。 ■レコードがなくなる!?80年代の経営危機を、社員のアイディアが救った 同社の創業は、1962年。当時の主要事業はレコードプレーヤー用のカートリッジの製造・販売だった。カートリッジとは、レコード針が拾ったレコード表面の溝の振幅を、電気信号に変える装置を収めたものだ。その後、ヘッドホン、マイクロホンなど、オーディオ周辺機器
横浜・山下埠頭に大カジノが誕生? 「満を持して」というべきだろう。 これまで、情報通の間で語られていた「横浜カジノ構想」を、年初からマスコミが活発に報じるようになった。 『神奈川新聞』は、「カジノ横浜有力候補」(1月3日付)というタイトルで、「カジノを中心とする統合型リゾート(IR)整備構想をめぐり、横浜を候補地の一つとして政府が検討を始めた」と、報じた。 林文子横浜市長は、『産経新聞』の「新春インタビュー」(1月5日付)のなかで、横浜港の山下埠頭が建設予定地となっているIR=横浜カジノ構想について触れ、次のように語っている。 「47ヘクタールという広大な空間で、非常に穏やかな水域に囲まれているのは、ハーバーリゾートにとって理想的。IRというとカジノと反応する人もいるが、私が描いているのは子供から大人までが楽しめる滞在型のリゾート施設」 また、直接、横浜カジノ構想について触れたわけではない
「東方Project」に登場するキャラクターの持つイメージをフォント化するプロジェクトが「Toho font project」で、記事執筆中の段階では「博麗霊夢」「霧雨魔理沙」「西行寺幽々子」という3キャラクターをイメージしたフォントが4種類リリースされており、すべて商用利用OKとなっています。 Toho font project Vol.1 / 博麗霊夢&霧雨魔理沙 http://font.heartx.info/c85/ 「Toho font project」としてリリースされている4つのフォントは以下の通り。 ◆Reimu Roman 博麗霊夢のイメージから作られたフォント。 英大文字 英小文字 数字 記号や合字まであります。 ◆Reimu-dispaly Roman 同じく博麗霊夢のイメージから作り出されたフォントですが、こちらは英大文字のみ。対応文字数が少ない代わりに華美なデザイ
セカイ系というものがあった。ファウスト系というものがあった。懐かしい。しかしそれらがきちんと総括されたかといえば、個人的に、疑問である。したがって、いちおう自分なりの解釈を書いてみた。 まず滝本竜彦の話から始め、舞城王太郎、佐藤友哉に少し触れ、西尾維新について論じ、文芸批評的に総括した上で、最後に現代のアニメーションについてのサブカルチャー批評を付記した。 それでは滝本竜彦について。 滝本竜彦は『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』でデビューし、『NHKにようこそ!』で一躍人気作家となった元ひきこもりの小説家である。 現在の彼はスピリチュアリティに傾倒している。それを「あー滝本さんついにそうなっちゃったかー」という冷ややかな眼で見ている読者もいるだろう。しかし、なぜ彼がスピリチュアルにハマったか。それは本質的な問いである。その理由を思想的かつ文学的に叙述してみよう。 まず、もちろんのこ
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 朝日新聞に妙な記事が出ました。無添加にこだわり19年 杉並のパン屋が閉店という見出しです。 自家製酵母が自慢のパン店が閉店。添加物を入れたパンで湿疹ができた経験を経て、無添加パンのベーカリーコンサルタントに。国内外に400店近くを開き、さらに19年前に東京・杉並に自分の店をオープン。福島原発事故後は、「原材料の安全性が保てない」と休業し、再開後は原材料の放射性物質の検査をしていたという。店を閉めた後は体調を整え、コンサルタント業を再開する——というのが記事のおおまかな中身です。 変だなあ、と思うことは二つあります。まずは、この
トマ・ピケティ『21世紀の資本』の甘さ マルクスとは異質な発想、ぼやけた資本主義の構造的問題 佐藤優 作家、元外務省主任分析官 世界的規模で大きな話題になっているフランスの経済学者トマ・ピケティの『21世紀の資本』(みすず書房)が翻訳し、上梓された。山形浩生、守岡桜、森本正史3氏による訳文がこなれているので読みやすい。 トマ・ピケティ『21世紀の資本』 (みすず書房) 原書がフランス語で、邦訳が英訳からなされていることを批判する人がいるが、このような批判は的外れだ。『21世紀の資本』は、フランス語版オリジナルではなく、英訳がベストセラーになった。世界的規模で現実に影響を与えている英語版から翻訳するというのは正しい姿勢だ。 本書の特徴は2箇所にある。 第1は、比較的簡単な道具立てで、ビッグデータを処理し、過去200年の資本主義が格差を拡大する傾向にあることを実証することである(ただし、二度の
電気自動車(EV)メーカーの米テスラ・モーターズが8日、米カリフォルニア州フリーモントの工場を朝日新聞などに公開した。昨年9月、新たなロボットを導入するなどして生産能力を向上させた。今年は、前年の1・5倍である5万台以上の生産を計画する。 工場は約50万平方メートル。壁と床を白に塗り替え、設備には赤を使って明るい色調に統一した。従業員4千人の働きやすさを考え、生産ラインのわきにあるカフェ風の休憩スペースには無料のスナック菓子や果物、飲み物などが置いてある。 テスラは、フリーモントにあったトヨタ自動車と米ゼネラル・モーターズ(GM)の合弁工場を譲り受け、2012年からEVを量産。13年には2万2千台、前輪と後輪で別のモーターを使う市販車を発売した14年は約3万4千台をつくった。搭載する蓄電池はパナソニックが日本から輸出。今年は、スポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」の生産も始める。 テスラ
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