本格的な春を目前に、先日パタゴニア史上初となる「日米共同開発モデル」がリリースされました。 その名も「クラウド・リッジ・ジャケット&パンツ」! モデル名にCloudと付くことからすでにお気づきの方もいるかもしれませんが、製品カテゴリは「レインウェア」。2014年の発案から完成まで要した時間は3年間に及びましたが、開発の多くの部分は米国ではなくパタゴニア日本支社の主導だったそうです。 そこには大きな理由がありました。それは…… 「雨が多く、高温多湿な日本の夏山登山に適したパタゴニアの雨具が欲しい」 という、日本で活躍するパタゴニアのアンバサダーたちの強い強いリクエストがあったから。 じめじめと湿度の高い山歩きで、ときにアンバサダーたちがガイドとして接するお客さんに、日本の山向けに作られた他社製品を勧めるほかないといった葛藤もあったようです。それほど、乾いた海外のフィールド向けモデルと、湿気か