ライフチャンスの規定要因として,どういう家庭に生まれるかは重要です。このことは,誰だって知っています。 と同時に,生まれ落ちた地域も劣らず重要です。地方出身の私にすれば,これもまたよく分かります。たとえば大学進学チャンスには,家庭環境の格差があると同時に,地域格差もあります。前者は東大の小林雅之教授が明らかにしており,後者は,都道府県差という形で,このブログで繰り返し実証しています。 http://tmaita77.blogspot.com/2018/08/2018.html 家庭の所得と居住地。この2つのどっちの影響が大きいか? それは,地域別・家庭の年収別の大学進学率を出してみると分かります。そういうデータは知りませんが,私は居住地の規定力のほうが大きいのではないかと,前から思っています。鹿児島のホワイトカラー家庭より,東京のブルーカラー家庭の大学進学率のほうが高いのではないかと。 大
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