2020年6月3日のブックマーク (5件)

  • 都市の未来を(コロナ禍を通して)考える | 遅いインターネット

    この数ヶ月、世界の主要都市が次々と封鎖され、グローバルなメガシティ化の影で見過ごされてきた問題が明らかになりました。それは同時に、人々が当たり前だと思っていた働き方や住まい方を、足元から見つめ直す機会でもあったと思います。これから先の「都市」は、どんなふうに変わっていくべきなのか。ちょっと大きな問いですが、建築家の門脇さん、ライゾマの齋藤さんと一緒に、考え始めていくことにしました。 記事をはじめ、「遅いインターネット」ではコロナ禍が浮き彫りにした社会や生活の課題をめぐって、様々な観点から特集しています。 コロナ禍で露呈した現代都市の問題点 宇野 今日はCOVID-19のパンデミックを契機に、あらためて都市というもののあり方を問い直してみたい、と考えて、この鼎談を企画しました。この数ヶ月で、僕たちは世界の主要都市が軒並み封鎖されていくという前代未聞の状態を目の当たりにしました。そして僕たち

    都市の未来を(コロナ禍を通して)考える | 遅いインターネット
  • 「釣りの終焉」と「フェイクの時代」 - シロクマの屑籠

    インターネットスラングに「釣り」というものがあった。たとえば00年代の2ちゃんねるでは、「釣り」「釣り乙」という言葉がしばしば用いられた。釣りを釣りだと理解していることは、ちょっとしたネットのリテラシーだったものだ。昔の2ちゃんねるの管理人が言っていた、「ウソをウソだと見抜ける人でないと(インターネットは)難しい」という言葉が支持されていた時代でもあった。 はてなダイアリー(現はてなブログ)やはてなブックマークでもそれは同じで、「釣り記事」「釣りエントリ」といった言葉が並んでいたものである。わざと突っ込みどころのあるブログ記事を書いたり、たくさんの人の反応を集めるための仕掛けをほどこされたブログ記事などに、そうした言葉があてがわれていた。「大きな釣り針」「錆びた釣り針」といった派生語を用いている人もいた。人は大真面目にブログ記事を書いたつもりが、「釣り」扱いされて、憤慨している人もいた。

    「釣りの終焉」と「フェイクの時代」 - シロクマの屑籠
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/06/03
    「ウソをウソだと見抜ける人でないと(インターネットは)難しい」の終焉。
  • 大都市から超都市へ|Ryuji Fujimura

    クラウド化する都市少し前になるが、ニコラス・カーの『クラウド化する世界』(2008・原著 Nicholas Carr『The Big SWITCH』2008)というが話題になった。このが予言していたのは以下のような世界の大転換(Big Switch)である。 20世紀初頭の大転換は、それまで各工場ごとに必要だった発電機を、大規模発電所と大容量の送電線のネットワークの整備によってひとつひとつの工場が持たずに済むようになり、維持管理のコストや停電、騒音に悩まされず安定して電力を購入することで産業立地の自由度が向上し、大都市が成立する条件のひとつになったというものである。 それに対して21世紀初頭の大転換は、それまで各オフィスごとに必要だったサーバールームを、大規模データセンターと大容量の通信線のネットワークの整備によってひとつひとつのオフィスが持たずに済むようになり、維持管理のコストやサー

    大都市から超都市へ|Ryuji Fujimura
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/06/03
    一面的な数理モデルに対し人々の一般意思を可視化し論理的一貫性をもって対抗する。
  • 「人間はそもそも不要不急を本質にしている動物」千葉雅也──特集:不確実な未来を生きる言葉 | BNL | Eightのメディア

    新型コロナウイルス感染症の影響によって、社会にどのような変化が起きるのか、この先の未来をどう捉え直していくのか。特集「不確実な未来を生きる言葉」では、さまざまな分野の識者の思考を通して、「不確実な未来」について問う小さなきっかけをつくりたいと考えている。私たちは考え続けることでしか前に進めない、考え続けることが人間の根源的な力だと信じて。 新型コロナウイルスが猛威をふるい、世界に大きな影を落とした。日々状況が変化するなかで、さまざまな分野の識者がどのようなことを思考しているのか。特集では、さまざまな意見を集積していくことで、なにかヒントとなるような小さなきっかけをつくっていきたい。 初めての小説「デッドライン」が第41回野間文芸新人賞を受賞した、哲学者・千葉雅也に4つの質問を投げかけた。 ※記事は2020年4月28日にオンラインで取材を行いました 千葉雅也 1978年栃木県生まれ。東

    「人間はそもそも不要不急を本質にしている動物」千葉雅也──特集:不確実な未来を生きる言葉 | BNL | Eightのメディア
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/06/03
    必要なことだけできればいいんじゃない。
  • 少しずつ、戻っていくよ。

    東京の緊急事態宣言も解除されました。 約2ヵ月におよぶ、自宅での日々から、 私たちは少しずつ新しい日常へ戻っていきます。 もちろん、焦らず、慎重に、気を配りながら。 スープを飲むみたいに、お粥をべるみたいに、 だんだんと戻っていく街の様子を、 ここに記録しておきたいと思いました。 いつもの「怒涛の更新!」とはまったく違う、 静かな、地味な、テキスト中継です。 6月1日から更新してきた、 この静かなテキスト中継も 今日で一区切りです。 あまりわかりやすいとはいえない この中継をはじめるにあたり、 ぼくは一緒に参加してもらう予定の、 おもにライティングや編集を担当する 6人のメンバーに何度か訊きました。 「こういう、ただふつうに戻っていくという、 日常の記録を淡々とやってみたいんだけど、 どう? 書けそう? ピンときてる?」と。 そしたら意外にもみんな、 「よくわからないけど、やってみたい。

    少しずつ、戻っていくよ。