戦後(1960年)~令和(2020年)までのバレエ漫画を、年代ごとに紹介して遍歴を追ってみました!※ネタバレ有りです
コロナ禍における青天の霹靂 コロナ騒動でもっとも恐ろしかったもの。それは、世界が「タコツボ化」してゆくという実感である。 国境が閉鎖され、都市がロックダウンされ、外出禁止令がだされ、隣人や通行人に疑心暗鬼となる……日々のニュースで流される大量の情報をまえに、もはや世界から「多様性」「他者理解」などという言葉は消滅してしまうのではないか、それまで肯定的な評価を与えられてきたこれらの言葉が、ウイルス感染を理由に絶対的な負の評価を帯び、抹殺されてしまうのではないか……そんな不安に押しつぶされながら自宅で悶々としていたとき、そのニュースは突然やってきた。 がっしりとした白人警官が、ドヤ顔で黒人男性の首を膝で押さえつける映像。つづいて、道路を埋めつくす抗議デモの人々。 ジョージ・フロイド事件は青天の霹靂だった。病気の危険よりも、外出を制限する政府の命令よりも、もっと大切なものがあるということを、デモ
東浩紀(あずま・ひろき)/1971年、東京都生まれ。批評家・作家。株式会社ゲンロン取締役。東京大学大学院博士課程修了。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。93年に批評家としてデビュー、東京工業大学特任教授、早稲田大学教授など歴任のうえ現職。著書に『動物化するポストモダン』『一般意志2・0』『観光客の哲学』など多数この記事の写真をすべて見る ※写真はイメージ(gettyimages) 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 * * * 西田亮介氏の新刊『コロナ危機の社会学』(朝日新聞出版)を読んだ。この数カ月の日本政府のコロナ対策を、各種資料をもとに整理し検証した時宜を得た出版だ。 著者の問題意識は「感染したのはウイルスか、不安か」という副題に明確に示されている。WHOが「インフォデミック」と名づけたように
メディア関係者向けお問い合わせ先 メールでのお問い合わせ: pr-jp@google.com メディア関係者以外からのお問い合わせにはお答えいたしかねます。 その他すべてのお問い合わせにつきましては、ヘルプセンターをご覧ください。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く