「世界の草間」への快進撃 1989年というと、周知のように平成の始まりであるだけでなく、天安門事件に、ベルリンの壁崩壊、冷戦構造の終結などを通して世界や社会全体が大きく動いた年である。 美術界でも、1984年にニューヨーク近代美術館で、ウィリアム・ルービン企画で開催された「20世紀美術におけるプリミティヴィズム:『部族的』なるものと『モダン』なるものとの親縁性」展を経て、この年にポンピドゥーセンターで、ジャン=ユベール・マルタン企画による「大地の魔術師たち」展が開催されている。アフリカやアジアからのアーティストも参加し、また現代アートと仮面など民俗資料が並列された内容は、当時賛否両論あったが、アート界が欧米中心からそれ以外の地域や領域へと視線を向け、その後のアート界の動向に大きな影響力を持つことになった。 その後のグローバリズムと多文化主義の流れ、ポストモダニズムの議論のなかで、それまで周
好きな仕事をしているんだから、しんどくても我慢しなくちゃ──。 気がつけば私たちは、さまざまな理由をつけて、「しんどさ」と真正面から立ち向かったり、我慢したりしてしまいがち。 「しんどさ」は、本当に真正面からマジメに向き合わなくてはいけないものなのでしょうか? 全力で「逃げる」ことを勧めたいというコラムニストのりょかちさんに、特集「ひとりじゃ、そりゃしんどいわ」でコラムを執筆いただきました。 #仕事しんどい #ちょっとマシになるかも? 仕事は好き。でもしんどいし、めんどくさい 人生、すべてがめんどくさい。 一週間に一度は「もうやだ……」と言っている気がする。 というのも私は、とにかく根性のない人間に生まれたのである。家族全員運動神経が良い家庭に生まれたのに、私だけ鉄棒の逆上がりもできなければ側転もできなければ泳げないのは、シンプルに何かを一人前にできるようになるほどの根性がなかったからだと
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