9月29日、「瀬戸内国際芸術祭」の秋会期が始まりました。3年前の前回は過去最多の延べ117万人以上が訪れました。一方、2022年は新型コロナウイルスの感染拡大と重なり、春会期と夏会期の来場者数は前回の約6割にとどまりました。 会場別にみると「春会期」の来場者数が唯一、前年よりも増えたのが岡山県玉野市の宇野港周辺です。秋会期では、外国人観光客にも期待をふくらませています。 瀬戸芸・秋会期で回復目指す 玉野市の観光客誘致策 玉野市ではJR宇野駅近くの商店街にも瀬戸内国際芸術祭の作品が展示されています。 (瀬戸内国際芸術祭 実行委員会/矢野美夏さん) 「築80年くらいの建物なんですけれど、増改築を繰り返したことで、いろんな歴史の積み上げでしたり、つながりであったり、そういったものを表しています」 過去の瀬戸内国際芸術祭で玉野市は港周辺に作品が集中していましたが、2022年は春会期から商店街にも3