アゴラ研究所は12月8日、第2回シンポジウム「持続可能なエネルギー戦略を考える」を開催した。(プログラム)(出演者経歴・論考)(ニコ生) 詳細は今後、GEPRと言論プラットホーム「アゴラ」で公開する。今回の記事はポイントを示す。 第1セッション「放射能のリスクを考え直す」 第1セッションの基調講演「人類の放射能への恐怖は間違っている」でアリソン氏は以下の見解を述べた。 東日本大震災は津波が被害の中心だった。一方で、福島原発事故では、3つの原子炉が破損したが、死者はいない。 世界と日本の福島事故をめぐるパニックは必要のないものだ。放射能への過度の恐怖が問題を混乱させた。 国連、政治家は規制を科学的に設定する必要がある。規制強化はコストの増加に結びつく。そして市民は放射能のリスクについての理解が必要である。 放射線の防護基準を、「空間線量1mSvまでの除染」など、日本の現在の政策のように過度に