BMWグループの電気自動車生産ネットワークについて現在、具体的な準備が進められている。BMWランツフート工場ではCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の生産設備の拡大が決定した。さらに、ヴァカースドルフ開発センターにおいてSGL Automotive Carbon GmbH & Co.KG社が炭素繊維織布生産施設の稼動を開始した。交通量の多い都市部におけるエミッション・フリーの電気自動車として、2013年に市場導入予定である「メガシティ・ビークル(Megacity Vehicle)」の量産準備は順調に進捗している。ヴァカースドルフから供給される炭素繊維織布は、ランツフートにおいてメガシティ・ビークル用のCFRP製軽量ボディー・コンポーネントに加工される。また、車両の組立ては、BMWライプツィヒ工場で行われる。 BMWグループは、今後、数ヵ月の間に約4,000万ユーロを投資して、ランツフート工