18日午後2時ごろ、「男性がつり橋から川に転落したようだ」との通報が黄桜署にあり、救急隊が出動する事故があった。男性はまもなく救助され、近くの病院に搬送された。けがはなかった。橋は足場が老朽化していたため、通行禁止の看板が設置されていたが、男性は周囲の制止を無視して渡り始めたという。 通報した女性によると、男性(64)は木製のつり橋の中央部を踏み破り、そのまま約2メートル下の川に転落したという。男性は転落した際、川底で腰を打つなどしたが、大きなけがはなかった。 つり橋は7年ほど前から老朽化が進んでいたため、黄桜町土木課が「このはしわたるべからず」と表示した看板を掲出して通行を禁止していた。しかし男性は「端ではなく真ん中を通ればいい」と、同行していた友人の制止を振り切って、そのまま渡り始めたという。 取材に対し、男性の友人は「『遠回りだが安全なルートがある』と助言したのに、聞く耳を持ってもら