2007年7月3日のブックマーク (1件)

  • ユーザビリティ概念を改めて考える

    私は以前から、ISO9241-11のユーザビリティの定義に不満を感じていた。この定義はISO13407の普及、さらには関連規格の発展とともに、ユーザビリティの標準的定義と受け止められるようになってきたが、満足感が含められている点にその当時から不満を感じていた。つまり有効さと効率は相互排他的であるが、満足感はそうではなく、有効さや効率の良さの結果としてももたらされる、つまりそれらに部分的に従属する概念だからだ。 この定義がどのようにして決められたかを尋ねた私のメールに、Nigel Bevanは2001年に次のように回答してきた。 I have found the report of: ISO TC159/SC4/WG5, WG5 USABILITY ASSURANCE SUB GROUP. LONDON MEETING, 2-3 FEBRUARY 1988. The sub-group me

    ユーザビリティ概念を改めて考える
    SavingThrow
    SavingThrow 2007/07/03
    ユーザビリティの概念図。有効さと効率は人工物の客観的特性であり、満足感はユーザの主観的特性。性質が違う。有効さと効率(反応時間やエラー率などの客観的指標)満足感(質問紙による主観評価)