2010年6月3日のブックマーク (3件)

  • 理解は大切 - レジデント初期研修用資料

    交渉ごとというのは今のところ、「理解」「説得」「納得」というのが基的な流れであって、納得が達成できなかったときに、話を切り返す起点としての「謝罪」というものがあって、交渉は、このサイクルを回しながら、最終的な「納得」へと導く技術なんだろうと考えている。 いずれにしても、交渉のはじめには「理解」があって、相手に対する理解と、自分自身が何を知っていて、何を知らないのか、きちんと理解していないままに臨んだ交渉は、グダグダになってしまうのだろうと思う。 昔話 3年目ぐらいの頃、僻地の施設に飛ばされていて、患者さんを「追い出す」役割を仰せつかったことがある。 80歳をずいぶん過ぎた糖尿病の患者さんで、糖尿病のコントロール中だったのだけれど、夜になると居酒屋さんに飲みに行ったり、インスリンの量を勝手に変えてみたり、病棟でたばこを吸ったり、とにかく問題が多かった。 その施設に来たばかりの頃、看護師さん

    SavingThrow
    SavingThrow 2010/06/03
    "理解には「事実」の側面と「感情」の側面とがあって、「事実」とそれに対するお互いの「感情」とをそれぞれ知っておくこと、交渉の場でそれを表明できることが、理解の最低ラインなのだと思う。"
  • 中国の台湾系工場で連続する自殺:イザ!

    ■今年にはいってipodの城と呼ばれていた富士康国際の工場(富士康国際は台湾の鴻海科技集団の中国法人、工場は深センにある)で工員が次々自殺していることは、すでに報道されているのでご存知の方も多いだろう。今のところ、13人(16人という説も)が連続して自殺(うち10人死亡、3人治療)事件が発生し、ネットでは「自殺するなら富士康へ」なんて、ブラックジョークがあふれている。  ■富士康といえば、私が北京に駐在していた2006年ころ、汗血工場(労働搾取)の実態を勇気ある中国人女性記者(第一財経日報)が現場取材してルポを発表したが、その記者に対する企業と当局による圧力問題も発生、最終的には微妙な手打ちで、うやむやになったという事件があった。その後、労働法が改正され、労働条件も最低賃金もそれなりにマシになって汗血工場はずいぶん減った、というふうに思いこんでいたところに、この連鎖反応のような自殺である。

    SavingThrow
    SavingThrow 2010/06/03
    "工場で働く若者は昔よりも教育水準が高くなっている。毎日、毎日、心身ともにすり減らすように働いて、未来には何が待っているのか、とかブログでマジでつぶやいてしまうような教育水準の高い労働者が増えている。"
  • 正社員と非正規社員の差別がなくなると何がどう変わるのか――イギリスの労働者視線で見た「同一価値労働同一賃金」の恩恵と日本への教訓

    正規社員と非正規社員の二極化が進む日とは対照的に、イギリスではブレア政権以来、10年以上の長きに渡って「同一価値労働同一賃金」の徹底が順次図られている。パートタイム労働者、有期契約労働者に加えて、来年10月からは一定の就業期間を経た派遣労働者にも正社員との労働条件や社会保障の均等待遇が保障されることになる。彼我の差は大きい。イギリスの労働市場の流動性と柔軟性から日は何を学べるのか。現地からレポートする。 (ジャーナリスト・大野和基) ロンドンを拠地とする大手会計事務所、プライスウォーターハウスクーパース(PWC)で日担当のマネジャーを務めるフィオナ・ガーディナーさん(61歳)は30年間フルタイムの正社員として働いてきた。3年前から週3日のパートタイマー、すなわち非正規雇用になったが、給料は週5日のときの5分の3になっただけだ。フィオナさんがフルタイマーからパートタイマーになった理由