米大リーグのシンシナティ・レッズで守護神として活躍しているA・チャップマン。現在、世界最速のボールを投げると言われている左腕だ。現地時間9月10日に行われたレッズ対カージナルスの一戦、9回にマウンドへ上がったチャップマンは圧巻の投球を披露している。 まずは、先頭エリスへの初球。162キロの速球を挨拶がわりに投げ込むと、最後は164キロの快速球で投ゴロ。続くボアジャスには、初球164キロで空振り、2球目も165キロで空振り。そして最後はこの日最速の166キロ速球で3球三振に仕留める。三人目のファムにも165キロ以上の速球を連発して空振り三振。全12球のうち9球が速球で、全てが161キロ(100マイル)以上をマーク。さらに平均球速はなんと164キロ。日本ハムの大谷が161キロを計測して話題になったが、世の中、上には上がいるものである。(もちろん、先発とリリーフの違いがあることは認識が必要であ