JR東日本は、山手線のホームの案内表示を「約3分後」といった到着までの時間を示す形に切り替えます。来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、案内を外国人にも分かりやすくするためです。 表示を変更するのは午前7時から午後11時の間で、列車の間隔が空く早朝と深夜はこれまでどおり、発車時刻を表示します。 中国やアメリカなど海外の鉄道では、列車が到着するまでの時間を表示する事例が多いことから、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、案内を外国人にも分かりやすくするのがねらいです。 アメリカから旅行で訪れたという60代の女性は「時計を見なくていいし、到着までの時間で表示してくれたほうがわかりやすいです」と話していました。 新たな表示は、来年7月までに山手線のすべての駅に導入されるということで、JR東日本は「山手線以外の駅にも広げるかはどうかは、利用者の反応などを見ながら検討していきたい」と