【11月21日 AFP】英イングランドのブラックホールコリエリー(Blackhall Colliery)は、かつて炭鉱業で栄えたが現在は衰退が目立つ典型的なイングランド北東部の村の一つだ。しかしこの村が今、ミステリーの舞台として注目を集めている。その理由は、数年前から道端で繰り返し見つかっている謎の札束だ。 地元警察によると、過去5年間に20ポンド(約2800円)紙幣の札束2000ポンド(約28万円)分の包みが13個、合わせて2万6000ポンド(約360万円)が見つかっているという。 ジョン・フォースター(John Forster)巡査の話では、18日にも今年4つ目となる新たな現金の束が見つかった。 フォースター氏は「札束は毎回、歩道の上の分かりやすい所に置いてあり、不特定の住民が見つけて警察に届けてくれた」と説明。現金を届け出た住民の「驚くべきコミュニティー精神」をたたえている。メディア