2月24日、民間サイト「ウィキリークス」が入手した極秘外交電報によると、リビア投資庁は複数の米銀でそれぞれ最大5億ドルを管理している。写真はリビアのベンガジで23日撮影(2011年 ロイター/Asmaa Waguih) [ロンドン 24日 ロイター] リビアの政府系ファンド(SWF)、リビア投資庁(LIA)は、320億ドルの潤沢な資金を保有しており、複数の米銀でそれぞれ最大5億ドルの資産を管理している。 政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」が入手した極秘外交電報で明らかになった。 その外交電報では、1月20日に行われたLIAトップと駐リビア米国大使との会談の詳細が記されており、LIAトップのモハメド・ラヤス氏は米国大使に対し「われわれは銀行預金などを中心に320億ドルの潤沢な流動性を有しており、長期的に良いリターンをもたらすだろう」として、原油市場のボラティリティーについ