戦後、「不良な子孫の出生を防止する」優生保護法のもと、「障害者」が不妊手術を強制的に受けさせられました。その数1万6千人超。多くが今も生きていますが、政府は謝罪と補償を拒んでいます。葬られた不都合な事実を掘り起こします。 1万6千人超の犠牲者 もし、あなたが知らない間に子どもの産めない身体にさせられていたらどうしますか? 戦後、「不良な子孫の出生を防止する」ことを掲げる優生保護法のもと、「障害者」が不妊手術を強制的に受けさせられました。その数は1万6千人超に上ります。多くの人は今も生きています。犠牲を強いた政府は補償も謝罪もしていません。同様のことは外国でもあり、ドイツやスウェーデンでは犠牲者に補償と謝罪をしています。 強制不妊手術の実施を決める都道府県の審査会の委員には、ナチズムと似たものを感じ審査会で疑問をぶつけた人もいました。 しかし、法律は1996年まで残りました。基本的人権の尊重