香港の警察は30日、5年前の抗議活動「雨傘運動」を主導したリーダーらを逮捕したのに続き、立法会の民主派の議員3人を逮捕しました。31日に予定されていたデモを前に逮捕者が相次いだことで、市民の一層の反発は避けられず、多くの市民が31日も抗議活動を行うとみられます。 区諾軒議員(32)と譚文豪議員(44)も警察の職務執行を妨害した疑いで 30日夜遅く逮捕したことを明らかにしました。 警察は5年前、香港で民主的な選挙を求める抗議活動「雨傘運動」を主導した黄之鋒氏(22)と周庭氏(22)のほか、香港の独立を主張する団体、「香港民族党」の代表を29日から30日にかけて相次いで逮捕しています。黄氏と周氏は起訴され、30日夜、保釈されました。 警察はこのほかに、先月1日から21日までの間に各地で行われた抗議活動に関連して、男女5人を逮捕したということです。 31日は、民主派の団体が大規模なデモを呼びかけ