新型コロナウイルスの感染拡大による利用者の減少で、国内の航空会社の売り上げは来月までの3か月間に全体でおよそ3000億円減る見込みであることがわかりました。業界団体は、影響は5月以降も続くとみられリーマンショック後の落ち込みを超えるおそれがあるとしています。 ▽今月は60%、 ▽来月は46%、それぞれ減少しています。 国内線も今月と来月ともに45%の大幅な減少となっています。 この結果、国内の航空会社全体では、先月から来月までの3か月間におよそ3000億円の売り上げが減る見込みだということです。 これは、4兆円程度ある業界全体の年間の売り上げの1割程度に当たり、2008年に起きたリーマンショック後の1年間の減少額とほぼ同じ規模です。 定期航空協会は「5月以降も影響は続くとみられ、リーマンショック後の落ち込みを超えるおそれがある」と話しています。