自民党の松本純国対委員長代理と公明党の遠山清彦幹事長代理は29日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言再発令中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れた問題の責任を取り、それぞれ役職を辞任した。遠山氏の資金管理団体が2019年、福岡市のキャバクラなどに「飲食代」として、計約11万円を支出していたことも政治資金収支報告書で判明。野党は批判を強めており、今後の国会運営に影響が出そうだ。 遠山氏が銀座のクラブに、深夜まで滞在 松本氏は党本部で記者団に「国民の皆さまが我慢を強いられ多大な労苦をお掛けしている中、非常に軽率だったと深く反省している」と述べた。 これに先立ち二階俊博幹事長に辞表を出し受理された。