6月3日に埼玉県狭山市にオープンした「ローソン狭山南入曽店」。同店全280平米中70平米を本のスペースとした「マチの本屋さん」併設第1号店をじっくり視察した。形態をどうとらえるかによって、多分期待するものが変わってくるのだが、私はこのニュースがリリースされた際から、果たしてコンビニ経営の書店機能は「無書店自治体」を解消するメソッド足りえるのか?だけに注目してきた。 多分上記の無書店自治体での書店運営メソッドに注目した人はあまり存在しなかったであろうと推察する。書店経営者には、コンビニが書籍販売事業を拡げることを警戒し、且つ、それに日販が参画していることを苦々しく感じたであろうし、出版社は過去の事例はあるにせよ、今回のローソンの取り組みを通じて今までよりも信頼できる書籍の販売ルートになりうるか、に注目しているはずだ。そんな中でこの取り組みが「無書店自治体解消可能なメソッド」と期待している人間
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