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ブックマーク / booklog.kinokuniya.co.jp (4)

  • 『スローカーブを、もう一球』山際 淳司(角川グループパブリッシング) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「静かな、スポーツ・ノンフィクション」 先日、箕島高校野球部の元監督、尾藤公氏が亡くなった。おそらく、私のようなアラフォー世代以上の和歌山県出身者にとって、「箕島」という言葉は、ただの校名以上の意味を持っている。それは思い出を喚起する、スイッチのようなものだ。 1979年の甲子園、箕島に絶体絶命のピンチが訪れるたびに、私は子供心に挽回を祈ったものだ。そしてその祈りは “ことごとく” 叶えられ、箕島高校は春夏連覇を果たした。どんなピンチでも祈ればなんとかなるんじゃないか、なんて甘い考えが私の頭に刷り込まれたのは、あの夏の箕島のせいかもしれない。なんてね。 甲子園で繰り広げられた数ある名勝負の中でも、「神様が創った試合」「最高試合」と呼ばれているのが、1979年夏の箕島×星稜戦だ。延長戦、ナイター、目を疑うような名手のエラー、隠し球、落球、2アウトランナーなしから起死回生

    『スローカーブを、もう一球』山際 淳司(角川グループパブリッシング) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    ShangriLa
    ShangriLa 2011/04/02
    小学生のころから、いつか読もうと思って、いまだに果たせないでいる。
  • 『フーコーの振り子』 エーコ (文春文庫) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 →紀伊國屋書店で購入 書は1988年に発表されたウンベルト・エーコの長編第二作である。 17年前、邦訳が出た直後に読みかけたが、夜の博物館の中をうろうろする条で放りだしてしまった。次から次へと出てくる展示物が意味ありげで、いちいち考えていたらなにがなんだかわからなくなったのである。 『バウドリーノ』が訳されたのを機にもう一度チャレンジしてみることにした。今回は振り子を発明したレオン・フーコーの伝記をはじめとする科学史関係のを読み、準備万端整えたつもりだ。 結果からいうとレオン・フーコーも科学史も関係なかった。科学史関係の話柄が出てくるのは最初の50ページだけで、あとの千ページ以上はオカルトと陰謀史観の話なのである。オカルトと陰謀史観なら昔とった杵柄で、どうということはない。 澁澤達彦の『秘密結社の手帖』や映画になった『ダ・ヴィンチ・コード』でおなじみのテンプル騎士

    『フーコーの振り子』 エーコ (文春文庫) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    ShangriLa
    ShangriLa 2011/02/22
    もう十七年前になるのか。フーコーの振り子おもしろかったなあ。文庫でもう一度読んでみるか。
  • 『Autobiography of Mark Twain: Volume 1』Mark Twain(University of California Press) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「100年の時を超え出版されたマーク・トウェインの自伝」 昨年の11月にマーク・トウェインの自伝が出版された。これはトウェインが残した5000ページに上る自伝の原稿を出版したものだ。 トウェインは1910年の4月にこの世を去ったが、この自伝の原稿については自分が死んでから100年間は出版を差し控えるようにというメモを残した。 トウェインの意思は完全に尊重されたとは言えず、残された原稿はこれまでに複数回部分的に出版されてきた。しかし、今回はトウェインのお墨付きがあるので、原稿の全てが完全な形で出版された。しかし、今回の出版は第1巻が刊行されただけで、最終的には第3巻までが刊行される予定だ。 第1巻と言ってもイントロダクション(序文)だけでも58ページあり、解説やインデクスが200ページ以上付き、総ページにすると700ページを超える大作だ。 この自伝を出版したカリフォルニ

    『Autobiography of Mark Twain: Volume 1』Mark Twain(University of California Press) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    ShangriLa
    ShangriLa 2011/01/28
    "100年の時を超え出版されたマーク・トウェインの自伝"ってだけで読みたくなるな~。はやく翻訳されないかしら。
  • 『必生 闘う仏教』佐々井秀嶺(集英社新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「インドから帰国した荒法師がみた日」 佐々井秀嶺は、日の総人口よりも多い約1億5千万人のインド仏教徒から上人様と呼ばれる、インド仏教運動のリーダー。故ラジブ・ガンディー首相からインド名、アーリア・ナーガールジュナを贈られた人物である。 日を離れて44年。2009年に帰国した荒法師がみた現代日を活写した聞き書きノンフィクションの秀作だ。 日ではインド経済の勃興が華々しく伝えられているが、インドという国がどういう成り立ちをしているのかという報道は少ない。インドにかぎったことではないが、日人は海外情報に関心が薄い。僕も、カースト制度があり、その激烈な差別と比較したら、日国内の差別などあってなきがごとし、という理解があったくらいだ。 そのカースト制度を支えているのが、ヒンドゥー教である。インドは仏教発祥の地だが、現代インドはヒンドゥー教が浸透しており、仏教の力は

    『必生 闘う仏教』佐々井秀嶺(集英社新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    ShangriLa
    ShangriLa 2011/01/15
    なんで日本に帰ってくるの? インドで志をとげればいいのに。
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