英政府は17日、「孤独担当大臣」の職を新設し、トレイシー・クラウチ下院議員(42、保守党)を初代大臣に任命すると発表した。2016年6月に殺害されたジョー・コックス議員(労働党)が立ち上げた、「孤独委員会」の仕事を継続する。
英政府は17日、「孤独担当大臣」の職を新設し、トレイシー・クラウチ下院議員(42、保守党)を初代大臣に任命すると発表した。2016年6月に殺害されたジョー・コックス議員(労働党)が立ち上げた、「孤独委員会」の仕事を継続する。
英ロンドンで毎年行われるチャリティーパンケーキレースに参加した、トレイシー・クラウチ下院議員(2013年2月12日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / ANDREW COWIE 【1月17日 AFP】英国のテリーザ・メイ(Theresa May)首相は17日、「あまりにも多くの人々」が置かれている「現代の暮らしの悲しい現実」に対処するために「孤独担当相」を任命した。 文化・メディア・スポーツ省でスポーツと市民社会を担当するトレイシー・クラウチ(Tracey Crouch)政務次官が新設された「孤独担当相」に就任し、英国社会の孤独問題に取り組む。 メイ首相は「わが国の社会、そしてわれわれ全員が抱える孤独という問題に向き合い、高齢者や介護者、愛する人を失った人々──話をする相手や自分の思いや体験を分かち合う相手がいない人々が直面している孤独に対し、行動を起こしていきたい」と述べた。
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