「美味しんぼ」雁屋哲さんに申し上げたいこと 前後関係と因果関係の峻別、メディアで働く者の責任 高橋真理子 ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター 「美味しんぼ」作者の雁屋哲さんの大型インタビュー記事が5月6日付け北海道新聞に掲載され、ツイッターなどで議論がわき起こっている。記事は「『鼻血騒動』に反論する」という主見出しで、「解明されていない事象を風評として片付けず、議論しよう」「表現の自由 日本人全体が萎縮しているように感じる」という脇見出しがついている。放射線の影響について悩みながら記事を書いてきた記者の1人として、雁屋さんに一言申し上げたくなった。 「鼻血騒動」とは、2014年4月に発売された週刊ビッグコミックスピリッツ掲載の「美味しんぼ」で、福島第一原発を訪れた主人公が鼻血を出し、地元の人が「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」「福島はもう住めない」などと語る場面が描かれ、編
Showing posts tagged 芳賀由香. x 青林工藝舎のマンガ誌『アックス』のweb版『放電横丁』。マンガやコラムを放電中。 青林工藝舎 放電横丁 お知らせ 漫画 小説 エッセイ まだ終わらない 第八話「ままカフェ」芳賀由香 2017年10月20日更新 福島県郡山市在住の作者が自身の体験を元に綴る一話完結シリーズの第八回。 本文を読む カテゴリー #アックス #漫画 #芳賀由香 まだ終わらない 第七話「ホール・ボディ カウンター(WBC)」 芳賀由香 2016年03月17日更新 福島県郡山市在住の作者が自身の体験を元に綴る一話完結シリーズの第七回。 本文を読む カテゴリー #アックス #漫画 #芳賀由香 まだ終わらない 第六話「除染」 2015年03月27日更新 福島県郡山市在住の作者が自身の体験を元に綴る一話完結シリーズの第六回。 本文を読む カテゴリー #芳賀由香 #漫画
東日本大震災後の福島をどう描くか。第3回は福島県内の高校生らを主人公にした「はじまりのはる」(講談社)の漫画家、端野洋子(はの・ようこ)さんのインタビューをお届けする。 端野さんは福島県白河市在住。同県西郷村で生まれ、大学時代に酪農、畜産を学んだ。この経験を生かし、1巻では福島県内の高校で酪農などを学ぶ主人公、純が東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で大きく変化する周囲の状況にのまれながらも自身で未来を切り開く姿が描かれている。 2巻でも震災、原発事故を設定に取り入れ、原木シイタケ農家の長男、研一を主人公に据えた。原発事故の放射性物質でシイタケ栽培が打撃を受け、実家が廃業を余儀なくされる中、「理系で科学好きだが、人の心の機微にうとい男子高校生」(端野さん)の研一が自分たちの世代で故郷を再生させることを誓い、奔走する姿を多くの取材を基に正面から描ききった。作品は雑誌連載時から大きな話題を呼
順一 @jyunichidesita はい。フィクションからの影響というのは侮れないですよね。“@lalakarinn: 横からすみません。放射能=鼻血というのは、原爆関連の映画「ザ・デイ・アフター」や絵本「風が吹く時」の影響もあるのではないでしょうか?少なくともアラフォーはこの辺に衝撃を受けてる世代です” 2014-05-04 01:30:23 兄ぃ @any_k ちょっと、『放射線といえば鼻血』がどこから来ているのかを考えてみようと思う。 自分はそこそこのオタなので、映画や漫画、様々な創作物で、放射線による害を表現するのに『鼻血』が使われてきたのは知っている。 2014-05-09 00:06:50 兄ぃ @any_k 2013年にドハマりして3回観たの映画『パシフィック・リム』においても、過去に動力源に原子炉を使用しつつ、 急造のため放射線防護が考えられていない巨大ロボを炉の直下で操
2011年3月11日。この日の衝撃は、実際に被災地に身を置いていた人たちばかりではなく、その被害映像を目にした世界中の人間たちの心をはげしく振るわせた。東北地方太平洋沖地震に端を発した東日本大震災は、その後の福島第一原子力発電所事故とともに、私たちにとって「日常」とは何なのかをもっと強く考えなければならないと示唆しているかのようだ。遅れの目立つ復興のなか、ドキュメンタリーコミックの第一人者である鈴木みそが、まずは自分の周りから取材を広げていきながら、今回の震災が浮き彫りにした現代日本の「日常」を描き出していく。(作者の鈴木みそは、今回の作品の原稿料はすべて、義捐金として寄付することを宣言している) <すずき・みそ> 1963年生まれ。学生時代にはライターとして活動。ファミコンブームのなか、ゲーム雑誌・攻略本でさまざまな企画にかかわった後、まんが家となる。編集プロダクションに在籍していた経験
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