秋葉原の名所がまた1つ消える。1962年にビルが建築されてから、アキバを象徴する建物として、愛されてきた「ラジオ会館」。老朽化が進んでいたことで、取り壊しが決定していたが、いよいよ15日より解体工事が開始される。 JR秋葉原駅・電気街口に建つビル「ラジオ会館」は、文字どおりラジオ部品のショップなど、主にオーディオや家電を扱う店舗の複合ビルとしてスタートしたが、時代にあわせ、パソコン、ゲーム、玩具などの人気店も出店するモールとして変化してきた。日本電気の「Bit-INN東京」(パソコン発祥の地)もあり、ここでPC-88/98のパーツ類を揃えた人も多いに違いない。X字状に配置された階段を上り下りして、いろいろなショップを巡り、フロッピーディスクやパソコンソフト、近年ならフィギュアやガレージキットを購入したという人もいるだろう。 開店していたショップは現在みな閉店・移動しており、内部はがらんとし
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