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MailMagazineに関するShimamura_Kunのブックマーク (2)

  • 発熱と呼吸苦、左下肢の腫れを主訴に来院した20代の女性(2/3)

    (3分割配信の2回目です 1回目) ※症例は、いくつかの症例を参考に作成した架空のものです 鑑別診断の過程 慢性心不全のためADLの制限された20代の女性が発熱と呼吸苦、左下肢の腫れを訴えて受診した。 基礎疾患である無脾症と房室中隔欠損症に対してフォンタン手術を受け、11年経過している。 受診の時点で呼吸不全を伴っており、左下肢の軟部組織感染症としてアプローチするか、呼吸不全の問題まで含めてアセスメントするかは悩ましいところである。 先天性心疾患の術後の患者が、発熱と呼吸不全と皮膚の発赤を伴って来院した場合に、最も憂慮されるべき病態はなんだろうか? 一元的に説明可能な病態を考えるとするならば、それは感染性心内膜炎である。 感染性心内膜炎によって心不全をきたし、肺うっ血、血行性の播種性病巣による軟部組織感染症が起きているという展開がこの時点で考えられる最悪のシナリオである。この患者さんに追

    発熱と呼吸苦、左下肢の腫れを主訴に来院した20代の女性(2/3)
  • 発熱と呼吸苦、左下肢の腫れを主訴に来院した20代の女性(1/3)

    (3分割配信の1回目です) ※症例は、いくつかの症例を参考に作成した架空のものです 8月の某日、20代の女性が発熱と呼吸苦、左下肢の腫れを主訴に救急外来を受診した。 受診日の呼吸苦はそれまでと比較して横ばいからやや増悪した程度。受診当日に左膝頭に痛みを伴う紅斑が出現し、左下肢全体に拡大していた。 既往歴 房室中隔欠損症+無脾症。 11年前に、房室中隔欠損症、肺動脈狭窄に対してグレン・フォンタン手術を受けている。 蛋白漏出性胃腸症が術後から持続している(半年ほど前からコントロールは不良で低アルブミン血症による胸水の貯留が指摘されている)。 肺炎球菌ワクチンは接種済み。 薬剤歴 シラザプリル0.5mg/日 ワルファリン2mg/日 フロセミド20mg/日 ジピリダモール25mg/日 スピロノラクトン25mg/日 アモキシシリン500mg/日 (アモキシシリンは予防目的で数年来服用している) 社

    発熱と呼吸苦、左下肢の腫れを主訴に来院した20代の女性(1/3)
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