鉄道ファンにはよく知られている、「130円大回り乗車」という遊びがある。JRの「大都市近郊区間制度」を利用して、「隣の駅までの一番安いきっぷでどれだけ遠回りできるか」というルールだ。筆者はかねがね「制度に注目した机上の遊び」にとどめておくべきではないかと思っていたのだが、最近、やってみたくてウズウズしてきた。実際にやりたくなった理由は、最近流行りの「位置情報ゲーム」。今回はルール解説と計画編だ。 バックナンバー →位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(ルール解説&計画編) →位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(出発進行編) →位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(完結編) まずはこの遊びを根底を支える、JRの「大都市近郊区間特例制度」について説明しよう。JRの運賃の大原則は「乗車経路どおりのきっぷが必要」である。しかし東京や大阪