最近、ライトノベルが成功する(打ち切りにならない)要素は何かを調べています。 データを整理している中で一つ面白いトレンドがありました。 新作ライトノベルが売れて長期シリーズ化するかどうかは作家やイラストレーターや宣伝や発売前のファンの数(なろう、ボカロ、ノベライズに顕著)など色々な要素が影響しますが、1巻が発売された月も影響をかなり与えていそうです。 ライトノベルレーベル最大手の電撃文庫をサンプルにして示します。 以下の図は、電撃文庫の新作が2014年7月末時点で何巻まで刊行されたのかを1巻発売月ごとに割合で示したグラフです。 対象は2010年~2013年の4年間の新作215作品。 濃いオレンジ色が1巻で完結・打ち切りになっている作品の割合、薄い黄色が2巻で完結・打ち切りになっている作品の割合、青色が3巻以上で完結・刊行中の作品の割合です。 2月に発売されている新作は67%が3巻以上続いて