7月6日に米国が通商法301条を発動し中国からの輸入340億ドル分に対し25%の関税をかけることがほぼ不可避となっています。中国もこれに対し直ぐ報復措置をとると言っています。 これまで米中はこと貿易に関する限り友好的な関係を長年、築き上げてきました。ところがトランプ大統領が有権者の歓心を買う動機から中国を悪者に仕立て上げ、理不尽な貿易戦争を一方的に仕掛けてきたので、中国としても態度を硬化せざるを得ません。 ウォール街の関係者は(7月6日が過ぎれば売られ過ぎになっている中国株は反発するだろう)と考えています。 しかし貿易戦争はトランプ大統領にとって「得することはあるけれど、損することは無い」鉄板のネタです。 7月6日以降も貿易戦争が鎮静化せず、関税競争がエスカレートした場合、かならず中国が負けると思います。その理由は、そもそも関税をかけられる対象が、中国の場合限られているからです。 下は両国
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