【8月21日 CGTN Japanese】中国南部にある珠江河口の水深106メートル地点で19日、シールドマシン「深江1号」による3590メートルの既定の掘削任務が順調に完了したことに伴い、広東省の深セン市と江門市を結ぶ高速鉄道「深江鉄道」の珠江口トンネルが海底の最深部に「到着」しました。これは、中国国内のシールドマシン水中掘削の最深記録であり、高速鉄道シールドトンネル海底掘削の世界最深記録でもあります。完工すれば、中国の高速鉄道が100メートルの海底を疾走することになります。 広東省東莞市虎門鎮の珠江河口で建設が進められている深江鉄道珠江口トンネルは、同市と広州市南沙区を結ぶものです。最深部の海面からの深さは115メートルに達し、最大水圧は1.06メガパスカルで、世界で建設中の高速鉄道シールドトンネルで最深部の海面からの深さと水圧が最大のものです。 この工事の水文地質状況は極めて複雑で、