神戸市北区の側溝で生後間もない男児の遺体が見つかった事件で、兵庫県警は18日、出産直後に男児を殺害したとして、殺人容疑で同市北区の私立高校3年の女子生徒(18)=死体遺棄容疑で逮捕=を追送検した。女子生徒は「育てられないと思い、生まれたら殺すつもりだった」と容疑を認めているという。 追送検容疑は7月13日午前、同市北区の量販店のトイレで出産後、男児を便器の水につけたまま放置し、窒息死させたとしている。 県警によると、女子生徒は、男児の遺体をいったん自宅に持ち帰り、7月19日にポリ袋などにくるんで紙袋に入れて遺棄したという。 これまでの県警の調べに女子生徒は「出産後は生きていたが、(放置していたら)その後動かなくなった」と供述していた。