「LINEヤフーDesign 公式note」 LINEヤフー株式会社のデザインに関連するさまざまな情報を発信するLINEヤフーDesign 公式noteです。
プログラミング言語のお作法から外れたコードやメンテ性が悪いコードを書くのはダメとよくいわれます。わたしは学生の頃、そういう意見を過剰に気にしていました。コードを書くことそのものに慣れていないのに綺麗に書こうとして手が動かず、動かないがゆえにコーディングの練習が進まない、という悪循環になっていました。そうすると何もアウトプットしないまま知識だけが増えていって、自分がこれくらいできそうというイメージと実際のプログラミング能力とのギャップで苦しみました。 この意識が薄れたのは、あるときものすごく手が早い人のコードを偶然見たときでした。たしかにちゃんと動くものができているんですが、そのコードの中身は当時の私の基準からいって*1おぞましいほど汚いものでした。そこで「これはわたしが書けば100倍くらい綺麗なコードを書けるんでは…」と一瞬思ったんですが、その後すぐに「あ、自分は知識はあるけど練習してない
かつては出版社の中に編集者という職業があって、著者に執筆を依頼したり、そうして書いてもらった原稿を取りに行ったり、誤字脱字や「てにをは」を矯正したり、漢字や送り仮名の表記を出版社のルールに従って統一したり、それを印刷製本する指示を出したり、そういう仕事をしていました。 誰もが自分のSNSを持ち、ブログのプラットフォームで記事を公開し、中には自分で印刷製本して本の形にして売買している現代、「自分で文章を書いて世間に出す」のに出版社は不要です。いわんや編集者をや。 自分は出版社を作り、そこで編集者をやっているので、この「出版社も編集者も不要」という世界で何をすべきかという問題についてよく考えます。毎度たどり着くのは「必須ではないけど不要というほどでもない」という答えなんだけど、特に「不要というほどでもない」に対する根拠をあまり明確にしてきていない気がするので、少し言葉にしてみようと思います。
連載14:日本版VPATとは何か 山田 肇 2021年4月12日 総務省・厚生労働省の共宰で2018年から19年にかけて開催された『デジタル活用共生社会実現会議』は、情報(コミュニケーション)アクセシビリティの確保施策として、「情報アクセシビリティ基準適合に関する自己評価の仕組みの導入」を求めた。 情報アクセシビリティ基準適合に関する自己評価の仕組みが具体化されたのが、日本版VPATである。 米国ではリハビリテーション法508条によって、連邦政府調達及び連邦政府が資金を提供した事業での調達で、情報アクセシビリティ対応が義務化されている。508条の技術基準が策定・公開されており、最新は2017年である。 自社製品・サービスが508条技術基準をどの程度満たしているかを、各社共通の書式で公開しようとVPATが開発された。フルスペルはVoluntary Product Accessibility
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