Panda Softwareが上半期に検出したマルウェアのトップ10を発表。筆頭は、FTP経由でSdbotワームをダウンロードしてくる「Sdbot.ftp」だった。 セキュリティ企業のPanda Softwareは7月5日、ウイルス対策ソフトの「Panda ActiveScan」で今年上半期に検出されたマルウェアのトップ10を発表した。 上半期の6カ月で新しく検出されたウイルスは1万9367件となり、前年同期よりも微減。猛威を振るったウイルスもなく一見静かだったものの、これはマルウェア作者が、ひそかにコンピュータに感染してできるだけ長期間潜んでいられる悪質コードの開発に力を入れているためだと同社は分析する。 トップ10リストの筆頭に挙がった「Sdbot.ftp」は、FTP経由でSdbotワームをダウンロードしてくるマルウェア。2位の「Exploit/Metafile」はWindowsの画像