差別的コールの責任否定=「気分悪い」と距離置く-トランプ氏 2019年07月19日09時18分 【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日、前日の支持者集会で、聴衆が民主党の非白人女性議員を指して「彼女を(国に)送り返せ」と連呼したことについて、記者団に「やや気分が悪くなった。私は同意しない」と語った。連呼は、「国に帰ってはどうか」と女性議員への差別的な攻撃を続けるトランプ氏に同調したものだが、自身のせいではないと強弁した形だ。 「国に返せ」支持者も連呼=トランプ氏、主張繰り返す 17日の集会での連呼は、トランプ氏がソマリア生まれのイルハン・オマル下院議員への非難を始めた際に起きた。「彼女は米国の勤勉な労働者に対して『無知がはびこっている』と侮辱した」と訴えると、聴衆の一部から始まった「センド・ハー・バック(彼女を送り返せ)」の掛け声が会場全体に広がり、10秒以上続いた。 新型コロナ最新情