お題「#おうち時間」は映画でひととき Love Story 『ある愛の詩』 映画と小説『ラブストーリー ある愛の詩』 1970年に、当時の世界の若者たちを虜にした映画があって、日本でも大ヒットしました。 『ラブストーリー ある愛の詩』という映画です。 小説もいい。 物語の冒頭からしびれます。グッと心を掴まれます。 「どう言ったらいいのだろう。 25歳の若さで死んでしまった人のことを。 彼女が愛していたもの、それはモーツァルトとバッハ、そしてビートルズ。 それに僕」 「どう言ったらいいのだろう」 という1行目で、なに?と見事に人をひっかからせ、 次に、「25歳の若さで・・・」と続く一文で転換させ、 しかし更に、この次の一節が書いた作者のセンスを引き立たせています。 「モーツァルトにバッハ」、クラッシックが好きなお堅い音楽関係の女かと思わせといての、当時は、まだ古典じゃない現役の「ビートルズ」