今朝、ケータイからこれまで聞いたこともない警告音が鳴り響いて、目を覚ましたという人は関東地方には多いのではないだろうか。 これは気象庁から出された緊急地震速報にともなったもの。今回は実際には震度1以上の揺れがなかったために結果的に誤報となったが、改めてその存在を知らしめることになった。 緊急地震速報は震源地に近い地震計のデータを分析し、大規模な地震発生が予測される場合は、交通機関や放送局などに伝達され、さらにそこから情報が発信される仕組みだ。 震源地から近い場所では速報が間に合わないケースもあるが、ほんのわずかな時間の猶予でも頭部を保護するなどして、身を守れる可能性は高まる。一方で自動車の運転中などは、急な操作が二次災害を招く可能性もある。緊急地震速報時の対処方法については、気象庁のサイトに参考資料が用意されているので、そちらを参照してほしい。