北朝鮮が長距離弾道ミサイルとみられる「人工衛星」を打ち上げた場合に備え、政府がミサイル防衛(MD)システムによる迎撃を準備していることについて、政府筋は23日「突然撃ってきたら当たるわけがない」と述べ、迎撃は困難との見方を示した。 政府筋は、ミサイル発射から7、8分で日本に到達するとされることから「浜田靖一防衛相が麻生太郎首相に報告した時にはもう終わっていて間に合わない」と指摘。その上で「見ているしかないだろう」と語った。 【関連ニュース】 ・ 〔ニュース解説〕人工衛星「いぶき」「まいど1号」打ち上げ成功 ・ 〔写真特集〕太陽と月の神秘 日食の写真 ・ 〔写真特集〕戦車・艦艇・航空機など世界の軍事力 ・ 北ミサイル問題も議題に=ロンドンでの米中首脳会談 ・ 北ミサイルで緊急決議=都道府県議長会