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ブックマーク / www.yabelab.net (3)

  • 立川自衛隊官舎ビラ撒き事件について - 元検弁護士のつぶやき

    共謀罪法案が治安立法または公安立法であることは間違いないところでしょう。 公安関係事案は最も権力濫用の危険性の高い領域ですので、現在の司法関係者の公安関係事案に対する姿勢を示していると思われる立川自衛隊官舎ビラ撒き事件について考えてみました。 この事件は、被告人3名が、平成16年1月から2月にかけて、「自衛隊のイラク派兵反対!」などと記載したビラを防衛庁立川宿舎各室玄関ドア新聞受けに投函する目的で,管理者及び居住者の承諾を得ないで,立川宿舎の敷地に立ち入った上,同宿舎の各室玄関前まで立ち入ったことが住居侵入罪に問われて起訴されたもので、一審は可罰的違法性がないとして無罪判決を言い渡しましたが、高裁では逆転有罪となって各被告人とも罰金刑に処せられ、その後各被告人とも上告しているというものです。 参考サイト りゅうちゃんミストラル(自衛隊官舎へのビラまき有罪) 一審判決要旨 控訴審判決要旨 こ

  • 警察の取調べと可視化 - 元検弁護士のつぶやき

    東京地検での取調べの録画が話題になっていますが、既報のとおり、警察は断固として録画には応じない姿勢を明らかにしています。 そしてこれに対する批判的意見が多いです。 警察の取調べについて音で書こうとしますと、これはもう弁護士にあるまじき意見になってしまうのです。 私は私自身の取調べについて書いたことがありますが、もし日々被疑者の取調べをしている刑事さんが読んだとすればどう思うか? 聞くまでもなくわかります。 何、綺麗事を言ってるんだ! です。 先のエントリのコメントでも書きましたが、逮捕当初は否認していた事件の勾留中の自白の多くは、検事ではなく刑事が獲得しています。 検事は刑事の取調べに立ち会うことはありませんので、警察の取調室は検事にとっても密室です。 しかし、事件によっては相当厳しい取調べを行っていることは容易に想像できます。 私自身、刑事の取調べを受けた後の被疑者を直接取り調べていた

  • 安田弁護士の「究極の選択」 - 元検弁護士のつぶやき

    小倉弁護士からトラックバックをいただきました。 「究極の選択」を迫られる弁護士です。 安田弁護士の受任から口頭弁論欠席までの経緯について、最大限安田弁護士に好意的に推測するとこうなるというもののように思われます。 ところで、小倉弁護士は、 そして、かくかくしかじかの事情故弁護人になって頂きたいと頼み込まれた弁護士において、当該事件について既に指定されている弁論期日はもう2週間後に迫っており、 と書かれていますが、安田弁護士が弁護人就任の依頼またはその打診を受けたのは弁論期日の2週間前であるというのは事実なのでしょうか。 報道によれば、3月6日に弁護人に就任したようですが、安田弁護士の弁護活動を擁護されている宮崎学氏のブログにこう書いてあります。 ・先月、被告と接見したところ事件について新たな申立があった。 この接見した人物というのは安田弁護士と読むのが自然ですから、そしてそうであるならば、

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