そんな永井氏を支援したのが、旧知の取引先でベルガードブランドのファンたちだ。アンパイアショップを運営する元プロ野球審判員、ソフトボールの審判用品を販売する会社の女性社長といった人が注文してくれた。受注が増えると、旧会社のベテラン職人も3人入社した。フェイスブックなどSNSでの情報発信も、商品告知と売り上げ拡大になったという。 話題の「コラボ商品」も開発した 倒産から6年。ベルガードは「MLB選手が愛用する野球防具メーカー」に急成長した。メディアへの露出も多く、コラボレーションの依頼も大幅に増えたという。 現在、同社が最も注力するのは“パワーを生むウエア”を掲げた「アクセフ・ベルガード(AXF×Belgard)」というコラボ商品だ。アパレルメーカーのサンフォード(本社・岐阜県岐阜市、吉田國廣社長)から申し入れがあり、サンフォードと機能面でも技術連携していたテイコク製薬社(同・大阪府大阪市、畠
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