アイドルが割拠する今、「アイドルになりたい」という女のコの夢のハードルは下がり、同時に「アイドルを育ててみたい」という本懐を遂げるチャンスも増えている。本特集では、素人ながらアイドルのプロデュース業を始めた人々の紆余曲折と喜びを紹介。膨張し続けるアイドル業界。これを読めばキミもアイドルプロデューサーになれる!? ◆脱サラし専用劇場までオープンも現在は活動休止の状況 <阿佐ヶ谷家×石阪勝久氏(専業プロデューサー)> アイドルプロデュースを本業にすべく脱サラし、さらには自身の生まれ育った東京・阿佐ヶ谷に専用劇場までオープン。 「40歳で起業するというのは前から決めていて、どうせやるなら大好きなアイドルで! 安くていいハコが空いていたので『専用劇場も!』となりまして……」 そう語る阿佐ヶ谷家プロデューサー・石阪勝久氏は15年超、アイドルヲタとして生きてきた。 「SPEEDのライブDVDで号泣した